人生をドラクエと勘違いしていたわたしは結婚へのやる気がひとり満ち溢れていた
こんばんは、ライターの中馬さりのです。
共同マガジン、今週のテーマは「どんな25才になっている予定だった?」なんですけど……。
「さりのたんは、どんな25才になる予定だったの?やっぱり結婚してる予定だった??(笑)。」って……。
絶対、そんな予定たててないって思ってる言い方じゃん!!
まあ、実際たててないんですけど(笑)
じゃあ何を考えてたかというと。
小さい頃は「人生、最低でも4つの職種につきたい」って思ってたんです。
◆ジョブチェンジだけやたら明確な人生設計
「人生、最低でも4つの職種につきたい」
……わたし、裏側を見るのが小さい頃からすっっごく好きなんですよ。
関係者以外立ち入り禁止の場所とか、取材後の片付けタイムとか。
あの、ちょっと気だるい独特の空気感が超~~~好きなんだよね。
それをたくさん見たいがために職業を変えまくろうと思ってた(笑)
だから「25才くらいで1回ジョブチェンジしとかないとなっ☆彡」みたいな感じでしたね(笑)
ちなみにいうとジョブチェンジは、レベル25、レベル30、レベル35の3回。
レベル35では一生楽しめるレベルの天職に出会う予定でした。
人生をドラクエと間違えてるのかな?
でも、これが25才で独立する引き金な気もする結果オーライなのかもしれない。
結婚……は、あんまり将来の予定に組み込んでなかったなあ。
いや、考えてはなくない。結婚へのやる気はあった。
むしろ、若いときって勝手にひとりで結婚へのやる気に満ちてない?(笑)
◆結婚ってひとりでできると思ってた
もちろん相手がいるのはわかってるんだよ。
でも、相手の要素が圧倒的に薄かった。
「付きあったら性行為するでしょう的なノリで、彼氏だし結婚するでしょう」って感じだったの。
彼氏がどんな人かとか、彼氏をかこむ周りの人たちとか、微塵も関係なかったんだよね。好きー!するー!、みたいな。
それが崩れ去ったのは18才の時。
当時お付き合いしていた彼のご実家にお泊りしにいったタイミングでしたね。
今以上に生活習慣が狂いきっていたわたしは、なぜか翌日も夕方まで目が覚めず(笑)
彼がアルバイトに出かけたにもかかわらず、彼のご実家に居座り、晩御飯をごちそうになってたんですよ。
(今でも思うんだけど起きろよって話だし、帰ればいいよね本当に)
そこで告げられた
「ごめんなさいね、材料なにもなくって!
おかずがオニオンリングしかないんだけど大丈夫?」
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わたしね、あんまり好き嫌いがないっていうか、あっても食卓であまり見かけない食べ物が苦手なの。
例えばパクチーとか。セロリとかが苦手なんですね。
ただ、今でこそ克服したんだけど、当時は食卓に高頻度で出てくる食材にも苦手なものがあって。
それがね、玉ねぎだったんです(死亡)
あれほど「塩おにぎりでいいです、いや塩おにぎり が 良いんです」って思った日は後にも先にもない。
ついでにいうと、オニオンリングを噛まずに飲み込む日も二度とこないでほしい。
自分もバイトだとか何だとか理由をつけて帰ればよかったのになあ、本当に……。
だけどね。
仲良くなりたかったの。
当時は、彼のご両親とちょっとでも時間を共有して仲良くなりたかったんですよ。
(いま冷静に思い返せば、帰った方が好印象を与えられるだろうに……。)
ほどなくしてアルバイトから帰ってきた彼に
「ちょ、玉ねぎwwwww なに飲み込んでんのwwwwww」
って爆笑されて救われたんですけど(笑)、
「わたしって彼はもちろん彼の周りの人にも好かれたいって思ってるんだ」ってしみじみ感じたんですよね。
それは今後なにかをするってなったときに、心から祝福や応援をしてもらいたいからなわけで。
「自分ひとりの人生設計として結婚したいっていうか、彼と結婚がしたいからだよなあ」って思ったんです。
オニオンリング事変を経て趣旨を理解できただけ、マイペースに大人になれているってことかな……。
何才までにとは未だに思えないけど、したい人とはしたいしね。結婚~!
◆25才になって思うマイペースのありがたみ
あやかも、幸せって誰かと比較するものじゃないって書いてたけど、本当にそうだと思うよ。
今回はたまたま結婚観の話をしてしまったけど、それだけじゃなくて知らないことや具体的に想像できていないことなんていっぱいあるしね。
「焦らず、何事もマイペースに決めていい」って本当に思う。
そのマイペースな歩幅でかみあう人が少しでもいれば嬉しいし、あわなくてもどこかで交差できたらそれだけでもありがたいし。
まあ、わたしも小さいころ思い描いてた25才とは似通うところも違うところもあるけど、
全部ひっくるめて今の具合でよかった!
もうちょっとイケると思うところは30才の自分に期待しよう~!